じゅん菜
じゅんさい異読 ジュンサイ
名詞
標準
water shield (Brasenia schreberi)
文例 · 用例
このぬめぬめの粘液体が厚くじゅんさいの新芽に付着しているために、じゅんさいは美食としての価値がある。
— 北大路魯山人 『洛北深泥池の蓴菜』 青空文庫
この粘液体がなかったら、じゅんさいは別段に美味いものではない。
— 北大路魯山人 『洛北深泥池の蓴菜』 青空文庫
中国の西湖のじゅんさいの如きは、やかましい湖の名とともに名物となっているが、実際は決して佳品ではなく、葉も大きくて、ところてん袋がほとんどゼロで、到底日本の良品に比すべくもない駄品である。
— 北大路魯山人 『洛北深泥池の蓴菜』 青空文庫
そこで、どこのじゅんさいが一番よいかと言うと、京の洛北|深泥池の産が飛切りである。
— 北大路魯山人 『洛北深泥池の蓴菜』 青空文庫
眺めるものは正味のじゅんさいが少なくて、水中に浮遊しているようではあるが、壜中、水に見えるものが、すなわち粘液体であって、出して見ると海月の幼児の群れのようにぬめるが、水分はほとんどないと言ってよいくらいである。
— 北大路魯山人 『洛北深泥池の蓴菜』 青空文庫
かかる池だから、じゅんさいもまた余所の池沼などとは全然質を異にしているらしい。
— 北大路魯山人 『洛北深泥池の蓴菜』 青空文庫
紳士は、うっとりと池の景色をながめていましたが、「じゅんさいがありますね、なかなか古い池とみえる。
— 小川未明 『銀河の下の町』 青空文庫
京都に行って様子を聞いてみると、深泥池のじゅんさいは、ちょうど五月一日から採り初めるとのことであった。
— 北大路魯山人 『探訪深泥池の蓴菜』 青空文庫
作例 · 標準
「はい、今日のお通しは旬のじゅん菜です。このつるんとした喉越しを楽しんでください」
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じゅん菜の入ったお吸い物は、見た目にも涼しげで、夏の食卓には欠かせない一品だ。
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秋田の澄んだ水で育ったじゅん菜は、一粒一粒がゼリー状の膜に包まれていて非常に美しい。
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