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頓着

とんちゃく異読 とんじゃく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
being concerned about or mindful of
文例 · 用例
尤もひどく無頓着だつた彼女は、彼等との交際も余りしなかつたのではあるが。
中原中也 デボルド―※ルモオル 青空文庫
後に買った大久保の家に、書斎を新しく建て増しする時、一切の設計や事務を妻に一任して、自分は全く無頓着で居たが、それでも妻が時々相談を持ちかけると、『もう、あの家よろしいの時、あなた言いましょう。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
兄はお祖母さんの怖い顔には頓着しないで、便所の中に這入ると、きつく戸を閉めてしまつた。
中原中也 良子 青空文庫
彼の肘の前にある灰皿の中の、喫ひ終つたばかりの喫殻から登る紫色の煙と、他の古い喫殻にそれが燃え移つて出る茶褐色の毒々しい煙とが、やゝもすれば彼の顔に打つ衝かつたが、そんなことには元来頓着ない彼であつた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
例へば神秘の探求に憑かれて、ユマニテに比較的無頓着になつてゐる状態といふものは考へられるが、神秘には感ずるが、ユマニテには感じないといふやうなことは考へられない。
中原中也 我が詩観 青空文庫
そしてそんなことに一向無頓着で俯いてボールで時を潰してゐる耕二が何だか癪に障つた。
中原中也 耕二のこと 青空文庫
表座敷からは無頓着な父の声がしてゐた。
中原中也 分らないもの 青空文庫
女達も彼には一向無頓着で、きゃっきゃっと笑い続けている。
――朝と昼―― 巴里のキャフェ 青空文庫
作例 · 標準
彼は細かいことにはあまり頓着しない性格だ。
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周囲の目を頓着することなく、自分の信念を貫いた。
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彼女は金銭に頓着せず、困っている人を助けることに惜しみなかった。
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