放り込み
ホウリコミ異読 ほうりこみ
名詞
標準
throw-in
文例 · 用例
――「その代りなあ、淋しい死に方はしやしないからな」 私は、ほつれた行李の柳を引き千切って、運河へ放り込みながら、そう云った。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
」老医師は吠えたあと、曲がった火掻き棒を暖炉の中へ放り込み、大手を振って部屋から出ていった。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
びしょ濡れになった服をまとめて洗濯機に放り込み、新しい下着にジーパンで机についた。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
「人の家へ石など放り込みやがって――誰だ――悪戯も好い加減にしろ――真実に――」 忌々しそうに言いながら、落葉松の垣から屋外を覗いた。
— 島崎藤村 『岩石の間』 青空文庫
長い事ストーブの穴に放り込みっ放しだったもんだからね。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
……ウンザリしちゃって放ったらかして来ちゃったんです」「何故海に投り込まねえ」「それが誰にも見つからねえように放り込みたかったんで……親方や機関室の兄貴達にも申し訳ねえし、おまけに上海で、あっしが談判に行った時に船長が入歯をガチガチさして、こんな事を云ったんです。
— 夢野久作 『難船小僧』 青空文庫
彼は突然立ち停つて、帽子箱を塀越しに放り込み、それから信じられない程の身輕さで塀をよぢ登り、兩手で笠石を掴み、そして箱を追うて庭の中へ眞逆さまにころがり込んだ。
— スティーヴンスン 『帽子箱の話』 青空文庫
これ即ち、今晩の呼び物であったかと推察し、箸につまんで口中へ放り込み、つぶさに奥歯と舌端で耽味したのであったが、これはまたほんとうに何の味も素っ気もないものであった。
— 佐藤垢石 『たぬき汁』 青空文庫
作例 · 標準
サッカーの試合で、サイドラインからの放り込みが相手のチャンスにつながった。
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ラグビーでは、ラインアウトの放り込みが戦術の重要な要素となる。
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「よし、次の放り込みは俺に任せろ!」と彼は意気込んだ。
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