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随兵

ずいびょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
八日、丁丑、晴、左大将家御直衣始なり、仍つて鶴岳宮に御参、午剋出御、前駆並びに随兵已下、去月廿七日の供奉人を用ゐらる。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
そのあとには、長い弓と石弓をかついだ随兵がつづきました。
LYKKENS KALOSKER 幸福のうわおいぐつ 青空文庫
三浦は随兵|悉く討死し、只一人になって、山道に休んでいるところへ、二宮|杢之介馳付けると、三浦偽って「味方で候ぞ」という。
菊池寛 厳島合戦 青空文庫
天正の頃、守随兵三郎なる者甲府から江戸に入って、関東八州の権衡を掌り、のち徳川家康の御朱印を頂いて東日本三十三ヶ国の秤の管理専売を一手に掌握し、西日本三十三ヶ国の秤の司なる京都の神善四郎と並んで、互に侵すことなく六十余州の権衡を管轄しました。
秤座政談 銭形平次捕物控 青空文庫
――それは先祖の守随兵三郎が、家康公の御招きで甲府から江戸に移り、秤座役所を預かったとき、家康公から直々に頂戴した御朱印だ」「それだ、旦那、それがなくなるとどうなります」「万一それが紛失すれば、秤座役人の株を召上げになった上、この守随彦太郎腹でも切らなければなるまい。
秤座政談 銭形平次捕物控 青空文庫
先駆の一番には、山名時氏がはなやかに鎧った五百余騎で行き、尊氏は、八|葉の車のすだれを高くかかげて、大納言の衣冠で坐し、車副の勇士十六人にかこまれ、以下、二番、三番、七番と二列縦隊でつづき、直義もまた、蒔絵の細太刀、衣冠すがたで、中頃の美々しい牛車に乗って、随兵十二番までの将兵を従えていた。
黒白帖 私本太平記 青空文庫