パタッと
パタッと異読 パタっと・ぱたっと
副詞
標準
with a light thud
文例 · 用例
秋のからりと晴れた午後のこと、久助君は柱時計が三時半をしめすと、「ああできた」と、算術の教科書をパタッととじ、つくえの前を立ちあがった。
— 新美南吉 『久助君の話』 青空文庫
最初は降るともなく舞い下っていたその雪は、六時七時と追々に量を増してひとしきり激しく降りつのったが、八時になると紗幕をあげたようにパタッと降りやんで、不意に切れはじめた雪の隙間から深く澄んだ星空が冴え冴えと拡がっていった。
— 大阪圭吉 『寒の夜晴れ』 青空文庫
「いやんなっちまう」こんな事を云ってしまつの悪い二本の不細工な手を卓子の上にパタッとなげつけた。
— 宮本百合子 『つぼみ』 青空文庫
遠くの方から足音が段々近づいて来る、そしてパタッと光君のわきで止った、そしてそっとすかし見る様にして、「オヤ、マア、誰かと思ったら貴方だったのか、私はまた物化でもあるかと思った。
— 宮本百合子 『錦木』 青空文庫
能の役者は足を水平にしたまま擦って前に出し、踏みしめる場所まで動かしてから急に爪先をあげてパタッと伏せる。
— 和辻哲郎 『能面の様式』 青空文庫
挙げていた片脚をパタッと降ろしてそれで動かなくなった。
— 橘外男 『陰獣トリステサ』 青空文庫
うまくいったあかつきには……」 ここでジェシが言い過ぎたことを悟って、話をパタッと止めた。
— The Weight of the Crown 『王冠の重み』 青空文庫
もし少しでも動いたら、犬コロのように打ち殺すぞ」 サトーリスがパタッと止まった。
— The Slave of Silence 『くちなしの花』 青空文庫
作例 · 標準
荷物が棚からパタッと落ちた。
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プロジェクトの進行が、資金不足でパタッと止まってしまった。
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突然の雷雨に、人々は傘を差す間もなく、パタッと立ち止まった。
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標準
suddenly (stop, come to an end, etc.)
作例 · 標準
彼は突然、話をパタッとやめた。
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議論が白熱していたが、意外な事実が出てきて、その場でパタッと止まった。
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突然の停電で、パソコンの作業がパタッと中断された。
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