三脚
さんきゃく
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #22936 · 青空 155 例
標準
tripod
文例 · 用例
東京の下町の若旦那らしい一團が銘々にカメラを持つてゐて、思ひ思ひに三脚を立てゝ御誂向の瀧を撮影する。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
重い、然し落ち著いた感じのする質素なテエブルと二三脚の粗末な椅子が置いてあるばかりで、地味な唐草模樣の壁紙が室を薄暗く思はせた。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
雨が歇んだので未醒画伯戦場ヶ原の真中へ三脚を立て、悠々写生を初めたところが、折悪しく吹き捲くって来た一陣の烈風に、画板を吹っ飛ばされ、絵の具は躍り出す、いやはや大|狼狽。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
……どれ、(樹の蔭に一むら生茂りたる薄の中より、組立てに交叉したる三脚の竹を取出して据え、次に、その上の円き板を置き、卓子のごとくす。
— 泉鏡花 『紅玉』 青空文庫
家内は土間にて、まん中に炉を切り、切株又は石などの腰かけ三脚ほどあり。
— 岡本綺堂 『影』 青空文庫
彼女は自分が男に想いを懸けた時には、その男の髪の毛を或る草と一緒に、何か呪文を唱えながら、三脚台の上で焼くことに依って、どんな男をでも、自分の寝床に誘い込むことが出来た。
— 渡辺温 『アンドロギュノスの裔』 青空文庫
ところで、椅子はまだ二三脚、何だか、こちとらにゃ分らねえが、ぴかぴか機械を据附けた卓子がもう一台。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
」「そこが縁起じゃ、禁厭とも言うのじゃよ、金烏玉兎と聞くは――この赫々とした日輪の中には三脚の鴉が棲むと言うげな、日中の道を照す、老人が、暗い心の補助に、烏瓜の灯は天の与えと心得る。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
作例 · 標準
カメラを安定させるために、頑丈な三脚を使った。
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星空の写真を撮るには、三脚が必須だ。
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この三脚は軽量で持ち運びやすく、旅行に最適だ。
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