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従僧

じゅうそう
名詞
1
標準
文例 · 用例
というのは、檀家全部が彼のお奈良を快く認めてくれたわけではないから、告別式やお通夜に大音の発生を心痛せられるような檀家もあって、そのような時には導師たる自分の後に必要以上に多人数の従僧を何列かに侍らせてトーチカをつくって防音する。
坂口安吾 お奈良さま 青空文庫
」松王は白衣白袴で、盛国、小|僧都観如上人、その他侍や従僧も下手より登場。
藤野古白 人柱築島由来 青空文庫
舞台中央には、比叡山の観如上人と従僧三、四人。
藤野古白 人柱築島由来 青空文庫
小僧都と従僧、数珠をもんで合掌。
藤野古白 人柱築島由来 青空文庫
そしてなにげなく見まわすと、まえの人は端然としているが、ふたりの従僧は坐しながら、われをわすれていねむっている。
吉川英治 神州天馬侠 青空文庫
」 従僧のひとりが、ふいに足をとめて、「こうまいっては、嵯峨の方向とはまるで反対ではないか。
吉川英治 神州天馬侠 青空文庫
どうせあなたがたは、甲州の田舎者、都のみちは、ごあんないじゃありますめえが」「まだ、いうか」 飛びかかッた従僧のひとり、燕作の襟がみをつかんでグッとうしろへ引きたおした。
吉川英治 神州天馬侠 青空文庫
」「あッ、こやつ――」 声と一しょに従僧の手から、隠し差しの一刀が、サッとのびて燕作の肩をかすった。
吉川英治 神州天馬侠 青空文庫