甥御
おいご
名詞
標準
(another person's) nephew
文例 · 用例
「可愛いがっていた甥御さんだったから、」令嬢は利巧そうな、落ちついた口調で説明した。
— 太宰治 『令嬢アユ』 青空文庫
甥といっても大きい甥御さんだった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
念を入れて仕上げてくれ、近々にその後室様が、実の児よりも可愛がっておいでなさる、甥御が一方。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
月こそ違うが、日は同一、ちょうど昨日の話で今日、更めてその甥御様に送る間にあった、ということで、研賃には多かろうが、一杯飲んでくれと、こういうのじゃ。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
立派な身分になんなすった甥御も可し。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
十吉 わたくし共が差出たやうではござりますが、甥御樣御不憫とおぼしめして……。
— 岡本綺堂 『箕輪の心中』 青空文庫
來客があり、順吉の姿をちらと認めて、「ほう、甥御さんで。
— 島木健作 『第一義の道』 青空文庫
「それぢや、どうか従前通り御註文を下すつて、尋でに甥御様のお名前をもれ聞かせ下さいまし。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
例句