魚食
ぎょしょく
名詞
標準
文例 · 用例
「最初は、生魚食いのこいつらに、死魚を食わせる。
— 遊魂境 『人外魔境』 青空文庫
『経律異相』三九に、『毘毘曇婆沙』を引いていわく、昔一国王常に優陀摩子を敬し魚食を施す、この仙人食時ごとに空を飛び王宮に詣り、王迎えて自ら抱いて金牀上に坐せしめ食を供うるを、仙人食い終って偈を説き、呪願して飛び去った。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
『宇治拾遺』に永超|僧都は魚なければ食事せず、在京久しき間魚食わず、弱って南都に下る途上、その弟子魚を乞い得て薦めた。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
肉食はもとより、魚食も断つよ!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
人もうまれじ※春明艸 第三集正月のついたちの日、古事記をとりて春にあけて まづ看る書も、天地の始の時と 読みいづるかな○海浦妙泉寺とぶらひける時魚多き浦辺にいりて、魚食はぬ寺にやどりつ。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
往生は魚食せぬものこそすれという人あり。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
或は魚食するものこそすれという人あり。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
あてら、魚食うたことなんぞ、とんとおまへんな。
— 堀辰雄 『大和路・信濃路』 青空文庫