将領
しょうりょう
名詞
標準
文例 · 用例
状に「丁卯加禄卅石、十年癸酉進徒士将領(歩行頭)之列、職禄百二十石、并旧禄為三百石」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
軍の中の腐敗情実、少しく気概あり智略ある将領が、次々に退けられてゆく軍の近情を見て、果して戦争が出来るかという危惧もあったろうが、それよりも、本能的に戦争を嫌ったのである。
— ――主観的な覚え書き 『叛骨・中野正剛』 青空文庫
だが、この蒋政権に、将領に、今更何の未練があろう。
— 木村荘十 『雲南守備兵』 青空文庫
しかし、義元以下、そこの将領たちは、なお哄笑雑談、明夜の清洲城一番乗りを、ことばの上で気負い合ったり、信長何者ぞと、誇ったりしていたのである。
— 第二分冊 『新書太閤記』 青空文庫
すぐ船、筏をととのえて、淮河をわたり、袁術を追って、最後のとどめを与えるのだ」 将領たちを督励して、さらに、追撃の準備をしている数日の間に、「荊州の劉表が、さきの張繍と結託して、不穏な気勢をあげている――」 と、許都からの急報である。
— 草莽の巻 『三国志』 青空文庫