一旗あげる
ひとはたあげる
表現動詞-一段
標準
to make a name for oneself
文例 · 用例
廿日市に疏開してゐた兄の方は今も何不自由なく暮して居り、むしろ焼けぶとりらしく、いづれ一旗あげると気をよくして居ります。
— 家族・親族宛 『書簡』 青空文庫
女の亭主がパリで一旗あげる心算で、出版屋の片眼に妻を自由にさせているものか、あるいは妻が、良人の出世を希う一心で男のするままに応じているのか、そこの秘密を知りたい東野の眼つきは、前からいささかも弛まなかった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
でも、あの先生のことだから、京都の同志と呼応して伊那で一旗あげるなんて、なかなか黙ってはいられない人なんですね。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
それから、何でも一旗あげるとか申して、江戸へ帰って来たのじゃが――いや、よそう。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
清次はこう言いました、 ――わしも、いつまでもこの飛騨の山の中に暮す気はござんせん、京大阪の本場へ出て一旗あげるつもりでございやす。
— 不破の関の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「わたしは、ゆくゆくは、支那大陸に渡って、一旗あげるつもりじゃ」 金五郎が、そういえば、「あたしは、ブラジルに行って、大農場を経営したいわ」 マンは、眼をかがやかして、それをいう。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
「おれは、ゆくゆくは、支那大陸に渡って、一旗あげる。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
当時、金はそこそこあったが、その年の瀬に決心し、最善策は一旗あげるか、勤める方がいいだろうとなった。
— A Golden Argosy 『玉手箱』 青空文庫
作例 · 標準
いつか独立して、この業界で一旗あげたいと思っている。
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海外で語学を学び、いつか世界で一旗あげてやろうと決意した。
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若者たちが集まって、この町で新しいビジネスを一旗あげようと計画している。
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