鵟
のすり異読 ノスリ
名詞
標準
common buzzard (Buteo buteo)
文例 · 用例
そして、毛のすり切れてしまった破れ外套にくるまって、頭を襟の中に埋めるようにすくんでいた。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
彼は、毛のすり切れた、そして、いくらか、白らけた赤毛布の上に高い枕で横たわって、とけるように、まどろんだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
――昼と晩の順は忘れたが、鱒と葱の玉子綴、鳥のスチウ、鱒のすりみと椎茸と茗荷の椀。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
しかし元来|靴というものは、「靴自身のかかとのすり減らないためにはくもの」ではなくて、生身の足を保護するためにはくものである。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
店の前までくると、入口のすりガラスの大戸の前には、冬の午後の、かじかんだ日ざしをうけて、ひとつひとつの葉の先に、とげのあるらんの小さい鉢がふたつおいてありました。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
だんだん上にのぼって行って、とうとうそのすりばちのふちまで行った時、片手でハンドルを持ってハンケチなどを振るんだ。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
そこで、今度は、紙きりばさみがやってきて、そのすりきれたところを切りとろうとしました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『カラー』 青空文庫
つづいて、ドアのすりガラスに、何か影が動いた。
— 太宰治 『メリイクリスマス』 青空文庫
作例 · 標準
空高く旋回する鵟(のすり)を観察した。
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鵟(のすり)はこの地域でよく見られる猛禽類だ。
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堂々たる鵟(のすり)が近くの枝に降り立った。
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