持ち扱う
もちあつかう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞
標準
to hold or operate with one's hands
文例 · 用例
妻と云う新らしき謎を貰うのみか、新らしき謎に、また新らしき謎を生ませて苦しむのは、預かった金銭に利子が積んで、他人の所得をみずからと持ち扱うようなものであろう。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
現にあたしは、この二三日この妹が箸の上げ下ろしをも億劫がり、些細な動作にもだるいだるいと云いつづけて自分の体を持ち扱うのを眼前に見ながら、妊娠なんて夢にも想像しなかったのは、何処までも自分の鈍間と云うものであろうか。
— 下巻 『細雪』 青空文庫
投網や地曳網を通じて、これらを持ち扱う人の手先にまで、重い痺れを感じさせるのである。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
――自分の生命すら粗雑に持ち扱う人間が、何で、ひとからその生命を祝福されようか、愛されようか。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
男は荷物をもちあつかう様に石段の上に自分の体をなげて長い間ほんとうに長い間今のは夢ではあるまいか?
— 宮本百合子 『お女郎蜘蛛』 青空文庫
作例 · 標準
熟練の職人が慣れた手つきで、鋭い彫刻刀を持ち扱う。
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初心者には、この長尺の和弓を持ち扱うのは少し難しいかもしれない。
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彼は繊細な道具を器用に持ち扱い、見事な細工を完成させた。
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標準
to find difficult to manage
作例 · 標準
感情の起伏が激しい彼を、周囲は少し持ち扱っているようだ。
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反抗期の息子を持ち扱いかねて、母親はキッチンでため息をついた。
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「このじゃじゃ馬なスポーツカーを持ち扱うには、相当な技術が必要だぜ」
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