涼み客
すずみきゃく
名詞
標準
people out enjoying the cool breezes
文例 · 用例
大川端にはアーク燈が煌めき、涼み客の往来は絶ゆる間もない。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
沢山の涼み客がその床几に腰をかけ扇子を使いながらお茶をすすったり、お菓子をつまんだり、またお酒を汲みかわしたりして居るのです。
— 上村松園 『京の夏景色』 青空文庫
通りはおのずから二条に岐れて、子供連れだの夫婦づれだのの涼み客が、植木や金魚桶をひやかしながら、ぞろぞろ潮のように動いて行くのである。
— 宮本百合子 『午市』 青空文庫
……大川端の茶店には、もう涼み客が出はじめたのであろう、時どき三味線の音や、人のざわめきが遠く聞えてくる、そのもの音の遠さと賑やかさは、まるで過去からの呼びごえのように遙かで、夏の宵の侘しさをいっそう際だてるように思えた。
— 山本周五郎 『柳橋物語』 青空文庫
作例 · 標準
海岸沿いの遊歩道には、潮風を求めてやってきた涼み客たちの楽しげな声が響いている。
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公園の噴水の周りでは、子供たちが水遊びをし、その様子を涼み客たちが穏やかに眺めていた。
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夜祭の会場付近の河川敷は、花火を待ちながら涼む大勢の涼み客で埋め尽くされた。
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