鵞眼
ががん
名詞
標準
zeni coin
文例 · 用例
足音と語ががんがん反響してやって来た。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
――食べなんしたことががんすのかいの」「食べるけど、あれは厄介なばかりでしかたがないや」「おいしいものですけれどね」「それはうもうがんすえの。
— 鈴木三重吉 『千鳥』 青空文庫
僕はまたまた苦しくなって、頭ががんがん痛んで来ます。
— 岡本綺堂 『指輪一つ』 青空文庫
南は頭ががんとなって気を失った。
— 田中貢太郎 『竇氏』 青空文庫
あるときはその象牙のはしから話しかけてみると、なるほど下女のいうごとく、かれががんじょうな顔にしろりと笑いを動かした。
— 伊藤左千夫 『箸』 青空文庫
あの娘を貰うては……」 お菊は眼が眩みそうになって、耳ががんがん鳴って来た。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
なるほど、妙なやつががんくびを並べているね。
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
うれしがって金だらいまでががんがん鳴ってらあ。
— お蘭しごきの秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の鵞眼は、庶民の生活に深く根付いていた。
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古銭収集家が珍しい鵞眼を手に入れて喜んでいた。
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昔の物語には、鵞眼を使った商売の場面がよく登場する。
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祖父の遺品整理で、古い鵞眼が出てきた。
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