見張らす
みはらす
動詞
標準
文例 · 用例
それを選び取って食べながら窓から見張らす東京郊外の田園の景色、蝉が丘を揺がすばかりに鳴立てゝおります。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
そこへ乗って四方を見張らす。
— 高村光雲 『佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし』 青空文庫
それから内部の階段を曲がりながら登って行くと、頭の中になって広さが二坪位、ここにはその目の孔、耳の孔、口の孔、並びに後頭に窓があって、そこから人間が顔を出して四方を見張らすと江戸中が一目に見える。
— 高村光雲 『佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし』 青空文庫