寄越す
よこす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞頻度ランク #42726 · 青空 762 例
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文例 · 用例
まず前の世のこの白痴の身が、冥土から管でそのふくれた腹へ通わして寄越すほどに聞えましたよ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
)を寄越すから、着換えないでいらっしゃいよ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 縞の膝掛を函に載せて、「荷もつも寄越すが可いよ。
— 泉鏡太郎 『魔法罎』 青空文庫
後で持たして寄越すぜ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
さそくに友染の膝を乱して、繕いもなくはらりと折敷き、片手が踏み抜いた下駄一ツ前壺を押して寄越すと、扶け起すつもりであろう、片手が薄色の手巾ごと、ひらめいて芬と薫って、優しく男の背にかかった。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
」 小郷はふと興味を感じたのか、「じゃ、こっちへ寄越すようにしてくれ」七 受話機を掛けた拍子に、小郷はじっとこっちを見つめている視線に打っ突かった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
樹明君が、約束の珍品を持たせて寄越す、五十銭銀貨弐枚を酒代として、そして旅の餞別として地下足袋、かたじけなく頂戴して歩きだしたことである。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
湖水中での良質の水が汲まれるというのでここを「もくもく」と云い、京洛の茶人はわざわざ自動車で水を汲ませに寄越す。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
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