還源
かんげん
名詞
標準
文例 · 用例
只一つの例外として茲に掲ぐることの出來るのは、佛蘭西の或る學者で、或る學術雜誌に米准那をアルヂユナ(arjuna)と事もなげに還源して、何等説明なしに日本密教のことを述べて居つたことです。
— 榊亮三郎 『金剛智三藏と將軍米准那』 青空文庫
また密教を離れて、廣く印度の普通に用ひらるる名の中で此のアルヂユナと云ふ名前程、戲曲または叙事詩に於て評判の善き名前はありませぬから、何氣なく無造作にアルヂユナと還源しましたことと思ひますが、如何にせん、「米」の字には、昔から支那には、アルと云うた例は決してありません。
— 榊亮三郎 『金剛智三藏と將軍米准那』 青空文庫