筈
はず
助動詞頻度ランク #5813 · 青空 20923 例
標準
should (be)
文例 · 用例
宗教に入つて、尠くも朝と夕方に、帰依する気持があれば、謙譲は持続しやすく、さうであれば、詩的恍惚もミツチリと感じられ、漸次に味の深いものが、生れるやうになる筈だと思つた。
— 中原中也 『詩壇への抱負』 青空文庫
そんなわけで、信義に乏しい現今は、芸術家達が、恐らく甚だしい孤独に逐ひ込められてゐる筈である。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
書きたいことはないけれど、あの人が嫌ではないしするから書かうといつて書く手紙に、受取つた人が感動する筈はないのである。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
云へば平凡なこととなるけれど、あれやこれやの作品が、その読む人の人格といふ点で関連し合ひ、ひいては文学一般の了得が、その人なりに満足され、つまり、競技に勝つだけでなく、そのフォルムも自分にとつて決定的である筈のものが最後的に探索されねばならないのである。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
人生の余剰価値ともあるべき筈の芸術が浅墓なことであるくらゐならば、頼みもしないにそんなものを作らなくてもよいのだし、作るとすれば図々しいことである。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
即ち我々は書いてみたくなつたのであつて、一定の目的のために、書かうとしたのではなかつた筈である。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
文学に、親しんでゐるといふ、まことに文学者にとつて当然のことさへ出来てゐるならば、決して起らない筈の問題が、数々の問題の過半を占めてゐるといふやうなこともあるものであると、今更思ふ人も少くなくて欲しいことである。
— 中原中也 『文学に関係のない文学者』 青空文庫
ずいぶんたくさん書くことを用意していた筈なのに、異様にこわばって、書けなくなった。
— 太宰治 『緒方氏を殺した者』 青空文庫
作例 · 標準
今朝早く出発したから、もう目的地に着いているはずだ。
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彼ならこのくらいの仕事は、簡単にこなせるはずだよ。
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そんなに真面目な人が、嘘をつくはずがない。
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標準
nock (of a bow)
作例 · 標準
弓の筈に矢をしっかりと番える。
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競技用の弓では、筈の素材にもこだわりがある。
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彼の弓は、特製の筈が付いていて使いやすそうだ。
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標準
nock (of an arrow)
作例 · 標準
矢の筈が折れてしまい、弓が引けなくなった。
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矢の筈に羽根がきちんと接着されているか確認する。
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的を射るためには、矢の筈の向きも重要だ。
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標準
nock-shaped grip (between thumb and forefinger)
作例 · 標準
弓道の稽古では、筈を意識した正しい握り方が基本となる。
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熟練の射手は、筈の感覚を研ぎ澄ませている。
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彼は筈の形を確かめるように、指の感触を確かめた。
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標準
wooden frame on the tip of the mast of a Japanese ship that prevents the hawser from falling out
作例 · 標準
日本の伝統的な帆船には、マストの先端に筈が取り付けられている。
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荒波の中、筈が舫綱の滑り止めとして重要な役割を果たした。
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船大工は、丈夫な木材で船の筈を丹念に削り出した。
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