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手機

てばた
名詞
1
標準
handloom
文例 · 用例
祖母の紡いだ糸を紡錘竹からもう一ぺん四角な糸繰り枠に巻き取って「かせ」に作り、それを紺屋に渡して染めさせたのを手機に移して織るのであった。
寺田寅彦 糸車 青空文庫
裏の炊事場の土間の片すみにこしらえた板の間に手機が一台置いてあった。
寺田寅彦 糸車 青空文庫
そうして、鋼鉄製あるいはジュラルミン製の糸車や手機が家庭婦人の少なくも一つの手慰みとして使用されるようなことが将来絶対にあり得ないということを証明することもむつかしそうに思われる。
寺田寅彦 糸車 青空文庫
昔の下級士族の家庭婦人は糸車を回し手機を織ることを少しも恥ずかしい賤業とは思わないで、つつましい誇りとしあるいはむしろ最大の楽しみとしていたものらしい。
寺田寅彦 糸車 青空文庫
ただ思いがけなくも所々の農家で今も手機の音を時たま耳にします。
柳宗悦 手仕事の日本 青空文庫
また静かな手機から喧しい織機へと転じました。
柳宗悦 手仕事の日本 青空文庫
なぜ幼穉だと笑われている手機や草木染の方が実着なものを生むのでしょうか。
柳宗悦 手仕事の日本 青空文庫
何処でも同じでありますが、手機や草木染の時代は手堅い仕事を見せましたが、機業が盛になって機械を入れるにつれ、仕事は落ちて来ました。
柳宗悦 手仕事の日本 青空文庫
作例 · 標準
伝統工芸村で手機織りの体験をした。
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昔ながらの手機で丁寧に織られた布は温かみがある。
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彼女は小さな手機でタペストリーを織っている。
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