繁々
しげしげ異読 シゲシゲ
副詞-と
標準
frequently
文例 · 用例
幹は眞書の筆の軸ほどで、せい/″\伸びて二尺か二尺五寸、繁々と幾本となく枝を張り、枝には細い刺を持つて居る。
— 若山牧水 『庭さきの森の春』 青空文庫
それからは源氏の見舞いの使いが以前よりもまた繁々行った。
— 澪標 『源氏物語』 青空文庫
其樣な心算ではなかつたから、お大は繁々金へ呼出をかける。
— 徳田秋聲 『絶望』 青空文庫
六十いくつかまで、隠れた女の生涯を保つて、今はもうひとりの身寄りとてもなく、町役場から扶養料を享けて暮してゐる年寄に、彼等は母親で充たされぬものを感ずるやうに、繁々往来しては時には年寄の三味線などを聴いて陽気になることがあつた。
— 牧野信一 『裸虫抄』 青空文庫
先づ繁々往來をする。
— 石川啄木 『我等の一團と彼』 青空文庫
」 雪子の話によると、それから間もなく弁護士や執達吏などが繁々と青木家の門を出入するやうになつた。
— 牧野信一 『ダイアナの馬』 青空文庫
昇は、相かわらず、繁々遊びに来る。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
岡島が主宰する商事會社の若い社員だが、岡島の私宅へは繁々と出入りし、家族の者達との間に特別に親しい、私的な接觸を保つてゐるらしかつた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
作例 · 標準
彼は学生時代、お気に入りの古本屋に繁々と通い詰めては珍しい本を探していた。
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引退した恩師の家を繁々と訪ね、人生の悩みについて相談に乗ってもらっている。
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あの二人が繁々と会っているという噂は、またたく間に社内に広まった。
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標準
(staring) fixedly
作例 · 標準
お見合いの席で、相手の女性は恥ずかしそうに下を向きながら、時折こちらの顔を繁々と眺めた。
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鑑定士は持ち込まれた絵画を繁々と見つめ、それが本物であることを確信した。
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久しぶりに再会した友人は、私の変わりように驚いたのか、繁々と全身を見回した。
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