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夜目遠目

よめとおめ
名詞
1
標準
seen in the dark or at a distance
文例 · 用例
「その女の人相というのはちっとも判らなかったかえ」 その女が白地の手拭をかぶって、白地の浴衣を着ていたのは、お伊勢もたしかに認めたが、そのほかのことは夜目遠目でやはりはっきりとは判らなかった。
鬼娘 半七捕物帳 青空文庫
月の暗きを幸ひに打物とつて庭におり立ち、左金吾頼家これにありと、呼はり呼はり走せ出づれば、むらがる敵は夜目遠目に、まことの上樣ぞと心得て、うち洩さじと追つかくる。
岡本綺堂 修禪寺物語 青空文庫
夜目遠目とはいいながら、わたしも多年の商売で、人と獣を見違える筈はない。
――Were-Wolf―― 人狼 青空文庫
夜目遠目ではあるが、今夜の月は明るいので、その女たちが主人の娘ふたりに相違ないことを早くも知って、彼は不思議に思った。
岡本綺堂 青蛙堂鬼談 青空文庫
月の暗きを幸いに打物とって庭におり立ち、左金吾頼家これにありと、呼ばわり呼ばわり走せ出づれば、むらがる敵は夜目遠目に、まことの上様ぞと心得て、うち洩らさじと追っかくる。
岡本綺堂 修禅寺物語 青空文庫
夜目遠目で確かなことは申されませんが、男は火の番の藤助で、女はむすめのお冬のように思われたのでございます。
白蝶怪 半七捕物帳 青空文庫
のみならずお年は三十八ゆゑ、如何に夜目遠目とは申せ、二十あまりにはお見えなさらず候。
芥川龍之介 糸女覚え書 青空文庫
そうして、この少年は、夜目遠目のきく非凡な眼を以て、夜もすがらここに立番をして、一心不乱に七兵衛おじさんの来ることを期待していたのに、それが酬いられないことによって、この痛心の面があり、その一心不乱のために、さしも喧囂を極めたマドロス騒動の一幕にも、振向かなかったものに相違ない。
白雲の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
夜目遠目でも、彼女の美しい姿ははっきりと分かった。
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夜目遠目では、相手の表情までは読み取ることができなかった。
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遠くから見たときは美人だと思ったけれど、近くで見たら夜目遠目だった。
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