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大日如来

だいにちにょらい
名詞
1
標準
Vairocana
文例 · 用例
小さい石祠がある、屋根には南無妙法蓮華経四千部と読まれた、大日如来と書いた木札が建ててある、私たちの一行より、二十日も前に登山した土地測量技師や、昨年登山した東京の人たち、山麓|蘆安村でよく聞く名の森本某、名取某の名刺が散らばっている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
外にも壊れかかった石祠がある、中には神体代りの小鉄板が、※びて腐蝕しながらも、奉納白根大日如来寛政七年乙卯六月と読まれた、白峰赤石両山脈の頂で、山の荒神たちと離れられない関係があるらしい、鉄の槍身が、赤|錆びになって仆れていた。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
この理法の天地に行き亘らぬ隈もない様子を、光あまねき太陽に譬えて大日如来と言い、その寿命の無限なところを名に取って、これを無量寿仏などと言いますが、実体の長と大と量とを説明すべくあまりに果なき名であります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
御奉公のおなごりに、皆さんお酌、と来たから、難有え、大日如来、己が車に乗せてやる、いや、私が、と戦だね。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
大日如来が香華燈塗の四菩薩を出して四仏を供養するは上に述べた。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
武蔵野などを散歩していますと、よく路傍の石碑にきざんである、この仏のおすがたを見うけるのですが、とにかく、仏さまなら、もう阿弥陀|如来だけでよい、大日如来だけでよい、釈迦如来だけでも結構なようですが、衆生の機根万差ですから、これを救う方にもいろいろな形をした仏があるわけです。
高神覚昇 般若心経講義 青空文庫
これまではいわゆる両部混同で何の神社でも御神体は幣帛を前に、その後ろには必ず仏像を安置し、天照皇大神は本地大日如来、八幡大明神は本地|阿弥陀如来、春日明神は本地釈迦如来というようになっており、いわゆる神仏混淆が行われていたのである。
神仏混淆廃止改革されたはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
かねての計画のように五十か寺での御|誦経が最初にあって、法皇のおいであそばされる寺でも大日如来の御祈りが行なわれた。
若菜(下) 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
大日如来の像は、穏やかな平和の感覚を放っていました。
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彼は、知恵と慈悲を求めて大日如来に瞑想しました。
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密教において、大日如来は遍く存在する最高の仏を表します。
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ウィキペディア

大日如来 は、大乗仏教における信仰対象である如来の一尊。真言密教の教主たる仏で、密教の本尊である。日本密教においては一切の諸仏菩薩の本地とされる。

出典: 大日如来 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0