回り縁
まわりぶち異読 まわりえん
名詞
標準
cornice
文例 · 用例
次いで村社三島神社境内にある立石――この立石を祀つた遺習が、今の三島神社建立の因となつたと想像される――を見て、暫く神社の回り縁に腰して休む。
— 河東碧梧桐 『南予枇杷行』 青空文庫
回り縁にて隣の宿直の部屋に通ず。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
そこは方丈から客殿へ続く回り縁になっていて、さらに本堂の裏手、位牌堂までも続いて行っている。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
左右のわき床は紫檀黒檀の棚板、三方の大障子は花櫚の亀甲組白絹張りで、開閉にも重いくらいの頑丈造り、一間幅の回り縁は欅の厚板、天井は三尺角樟の格天井、いや全くお話ですぞ。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
回り縁の八畳の座敷へ通る。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
ナイフがあればすぐ分かる」 ベナが小さなナイフをポケットから取り出すと、ガードンが巧みに刃先を、回り縁の下に入れた。
— The Mystery of the Four Fingers 『謎の四つ指』 青空文庫
はたして回り縁が動き、すぐ手で取れた。
— The Mystery of the Four Fingers 『謎の四つ指』 青空文庫
最初石膏かと思ったが、見ての通り、精巧に加工された木材だな」 ベナが回り縁を脇に置いて、かたずをのんで見ていると、ガードンがもう一つに取り掛かった。
— The Mystery of the Four Fingers 『謎の四つ指』 青空文庫
作例 · 標準
部屋の壁と天井の境目には、美しい彫刻が施された回り縁があった。
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和室の回り縁は、部屋全体に落ち着いた雰囲気を与える。
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回り縁の色を変えるだけで、部屋の印象が大きく変わる。
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