八幡大菩薩
はちまんだいぼさつ
名詞
標準
Great Bodhisattva Hachiman (title of Hachiman due to Shinto-Buddhist syncretism)
文例 · 用例
なかなかどうして、飛ぶ小鳥、泳ぐ金魚を射とめるのも容易の事じゃないのに、そんな上半身水晶とやらの化物を退治するのには、まず弓矢八幡大菩薩、頼光、綱、八郎、田原藤太、みんなのお力をたばにしたくらいの腕前でもなけれや、間に合いますまい。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
)此時、此等の大変に感じて精神異常を起したものか、それとも玄明等|若しくは何人かの使嗾に出でたか知らぬが、一伎あらはれ出でゝ、神がゝりの状になり、八幡大菩薩の使者と口走り、多勢の中で揚言して、八幡大菩薩、位を蔭子将門に授く、左大臣正二位菅原|道真朝臣之を奉ず、と云つた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
八幡大菩薩の御託宣は群衆を動かした。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
――(再び槌を取りあげ)南無|帝釈四天王、五道|冥官、日本伊勢大神宮、八幡大菩薩、春日大明神其他|氏神、南無阿弥陀仏。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
先懸けを乞うのは八幡大菩薩私の軍功を樹てる為ではない。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
八幡大菩薩の船旗を掲げたからである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
雨乞いならば八大龍王を頼みまいらすべきに、壇の四方に幣をささげて、南に男山の正八幡大菩薩、北には加茂大明神、天満天神、西東には稲荷、祇園、松尾、大原野の神々を勧請し奉ること、まさしく国家鎮護悪魔調伏の祈祷と見ました。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
あはれ南無八幡大菩薩も照覽あれ、瀧口時頼が武士の魂の曇なき證據、眞此の通り』と、床なる一刀スラリと拔きて、青燈の光に差し付くれば、爛々たる氷の刃に水も滴らんず無反の切先、鍔を銜んで紫雲の如く立上る燒刃の匂ひ目も覺むるばかり。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
作例 · 標準
東大寺の八幡大菩薩は、日本の文化財として有名だ。
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八幡大菩薩は、神仏習合の思想を象徴している。
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彼は八幡大菩薩の歴史について研究している。
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