象る
かたどる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
to model (something) on
文例 · 用例
陽炎は、爾く、村里町家に見る、怪しき蜘蛛の囲の乱れた、幻影のやうなものでは無く、恰も練絹を解いたやうで、蝶のふわ/\と吐く呼吸が、其羽なりに飜々と拡がる風情で、然も皆美しい女の姿を象る。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
「曰は、口に従う、乙の声、口気の出ずるに象る」と許慎(中国後漢の学者)の『説文解字』が説く通りである。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
字の上の「ノ」は声上って越揚する形に象る。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
沖縄首里の人末吉安恭君二月号に載せた予の不毛婦女に関する説を読んで来示に、かの辺りで不毛をナンドルー(滑らか)と俗称し、少し洒落ては那覇墓と唱う、琉球の墓は女根に象る、普通その上と周縁に松やうず樹|芒等を栽え茂らす、しかるに那覇近所の墓に限り多くは樹芒少なく不毛故の名らしい。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
墓を陰相に象るは本に還るを意味するならんとあった。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ツオイス像の姿に接して、その高笑ひの響きを聞きたる者は、幸福に恵まるゝといふ伝説あり、また一説にはツオイス像は芸術品の極致を象るものにして、何人と雖もこれを一瞥するならば胸に永遠に絶へざる歓喜の泉を蔵するに至るとあり。
— 牧野信一 『酒盗人』 青空文庫
紫苑、基督の御最後のおん眼を象るせつない花。
— 上田敏 『牧羊神』 青空文庫
「国堅め」と言って東、西、南、北、中央の五人を象る五人が五色の幣を持って舞う頃になると、めきめきと垣が折れる音などして、いよいよ神楽場の場景になったので、姉は恐れて帰ると言い出した。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
作例 · 標準
この庭園は、有名な山水画を象って作られたと言われている。
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その建物のデザインは、古代ギリシャの神殿を象ったものだ。
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この最新ロボットは、俊敏な猫の動きを象って設計されている。
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標準
to symbolize