不正直者
ふしょうじきもの
名詞
標準
dishonest person
文例 · 用例
」 成程鴈治郎は正直者かも知れない、延若のやうな不正直者の多い今の世の中では……。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
「正直者の麦はそのままだが、不正直者の麦は長くなる。
— 国枝史郎 『染吉の朱盆』 青空文庫
このような、おのれを弱者と見せかけて、世間を偽ろうとする、不正直者が、このごろだんだん多くなったのでした。
— 小川未明 『春はよみがえる』 青空文庫
……女たらし、軟弱漢、不正直者、謀反人、忠義の心忘れた奴!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
あたりを見廻しても、無教育な頭の程度の低い不人情な連中ばかりで、その大多数は不正直者か、或いは正直者でも無分別で浮わついた、早い話が私の妻みたいな人間ばかりである。
— ЖЕНА 『妻』 青空文庫
三千ルーブルの問題がきっぱりと決定してしまったから、兄ドミトリイはもはや自分を不正直者と決めてしまって、絶望のあまり、どんな堕落の淵へも躊躇なく飛びこむに違いない。
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
不正直者は……」「その言葉は有り難くないね。
— HARD PRESSED 『本命馬』 青空文庫
作例 · 標準
平気で嘘をつくような不正直者とは、これ以上付き合っていられない。
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彼は社内で不正直者として有名になり、重要な仕事からは外されてしまった。
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不正直者だと思われないよう、常に誠実な対応を心がけることが大切だ。
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