悪逆無道
あくぎゃくむどう異読 あくぎゃくぶとう・あくぎゃくぶどう
形容動詞名詞-の形容詞
標準
treacherous
文例 · 用例
ゲーブルの役の博徒の親分が二人も人を殺すのにそれが観客にはそれほどに悪逆無道の行為とは思われないような仕組みになっている。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
「悪逆無道の親殺を討ちとりにまいった者じゃ、道家孫八郎の伜孫太郎でござる」 それは背の高い眼の鋭い男であった。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
皆道三の臣で悪逆無道の義竜を殺しに来たところであった。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
なんにするな」「悪逆無道の痴者として、三条河原へ晒すのよ」「おおそうか、面白いな」「蔵人!
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
見す見す、陰謀を企てた――それも、ただの陰謀ではない、御世継を呪殺するという悪逆無道の陰謀を企てた輩を、そのまま、重用していなさるとは、卑怯に似ている」「大義、親を滅すということがあるが、この際、当家のために、天下のために、人心を一掃すべきだ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
……司馬又助悪逆無道、敵の片割れにござりました!
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
この一戦はバイより出づ 余はバイなり 悪逆無道の山蛸をただ八ツ裂きにせんのみ 川中島に立ち大本営を望見す ひそかに戦備をととのえ、八月十四日に至って、春日山城を発す。
— ――越後守安吾将軍の奮戦記―― 『決戦川中島 上杉謙信の巻』 青空文庫
かの悪逆無道の山蛸をただ八ツ裂きにするあるのみ。
— ――越後守安吾将軍の奮戦記―― 『決戦川中島 上杉謙信の巻』 青空文庫
作例 · 標準
悪逆無道の例文1
悪逆無道の例文2
悪逆無道の例文3
悪逆無道の例文4