汚る
けがる
Nidan verb (lower class) with 'ru' ending (archaic)動詞-自動詞
標準
to be violated
文例 · 用例
あわれ、何しに御身の膚に汚るべき。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
足の裏の汚るゝ遊びはせぬものぞと誡め置けるに、下界の土を踏みたがることよ。
— 正岡子規 『花枕』 青空文庫
青衫又た馬蹄の塵に汚る月明今夜消魂客。
— 永井荷風 『夏の町』 青空文庫
屍露だも汚るれば汝何等の恥辱ぞや!
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
斯く塵埃に其頭まみれ汚るゝ無慚なる 405姿眺めて、恩愛の母は白髮掻きむしり、美なる面※打棄てゝ聲を搾りて泣き叫ぶ。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
高徳の聖殿も長く罪悪と居を共にする時は、ついには汚るるものに御座候。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
この精神こそは奈良朝で有名な光明皇后のみ心を動かしたものであって、「折りつればたぶさにけがるたてながら三世の仏に花たてまつる(三二)。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
なお、為頼朝臣集に「折りつれば心もけがるもとながら今の仏にはな奉る」とあり、光明皇后の御詠として「わがために花は手折らじされどただ三世の諸仏の前にささげん」としたものもある。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫