むかっ腹
むかっぱら異読 ムカッパラ
名詞
標準
anger
文例 · 用例
親方も、むかっ腹を立てて云いました。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
むかっ腹がたってくるじゃござんせんか!
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
話を聞いただけでもむかっ腹がたたあ。
— 卒塔婆を祭った米びつ 『右門捕物帖』 青空文庫
右門のだんなの一の子分の伝六様は江戸っ子だってことをあっしも聞いちゃいたんですが、ほんとうにだんなが江戸っ子だったら、あっしの話を聞いただけでもきっとむかっ腹をおたてになるんだろうと思って、じつあこうしておねげえに参ったんでござんす」「こいつあおもしれえ。
— 幽霊水 『右門捕物帖』 青空文庫
頼みとありゃ、いかにもむかっ腹をたててやろうじゃねえか。
— 幽霊水 『右門捕物帖』 青空文庫
むかっ腹をたてておくんなさいというのは、ここのところなんです。
— 幽霊水 『右門捕物帖』 青空文庫
重大な試運転の真最中に、誰か副官の声色をつかって、俺を一ぱいくわせたのかとむかっ腹をたててここへ帰ってくると、ほら、そこにいる怪しい東洋人が眼にうつったではないか」「あ、なーるほど。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
「だが、この戦争の虚偽が、今ではすべての人間の精神を破壊してゆくのではないかしら」と、正三が云いだすと「ふん、そんなまわりくどいことではない、だんだん栄耀の種が尽きてゆくので、嫂はむかっ腹たてだしたのだ」と清二はわらう。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
作例 · 標準
彼の横柄な態度にむかっ腹が立った。
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むかっ腹を立てても何も解決しないと、自分に言い聞かせた。
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普段は温厚な彼も、その時ばかりはむかっ腹を立てていた。
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