皇親
こうしん
名詞
標準
imperial family
文例 · 用例
曰く、国体の自覚、天皇親政である。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
武蔵相模は新皇親征とあつて、馬蹄|戞※大軍南に向つて発した。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
三、変遷の時代 残燈もろくも消えて徳川氏の幕政空しく三百年の業を遺し、天皇親政の曙光漸く升りて、大勢|頓かに一変し、事々物々其相を改めざるはなし。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
かくて建武中興の眼目なる天皇親政の理想は、実現されたのである。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
かくして日本が世界歴史の発展から孤立するといふ矛盾は、こゝに全く解消されると同時に、日本民族の理想たる天皇親政は、頼朝以来実に六百七十六年にして、本来の姿で永遠に再現するに至つたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
廃藩置県と征韓論 明治元年正月の鳥羽伏見の戦ひで始まつた維新戦争は、翌二年函館の幕軍が降伏して、一段落となり、輝かしい天皇親政の御世となつたが、しかし天皇親政の障害となるものは、徳川幕府だけではなかつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
たゞ、当時の各藩は、水戸の天狗騒動で、武田耕雲斎が、わづか数百の兵力で、中部日本を押し通るのを、傍観してゐたのでも分るやうに、軍備的に無力であつたのと、天皇親政の中央集権的情勢が天下を風靡してゐたので、利害的にも、人情的にも、至難と思はれた廃藩置県が、見事に断行されたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
然るに其後景行の朝に天皇親ら豐、火、日向、筑紫を巡狩せられ、次で日本武尊をして熊襲を討たしめ給ひ、また此朝の時に葦北國造などをも置かれたりしを以て之を觀れば、九州の北半は是時より漸く王化に沾ひ始めたるなり。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
作例 · 標準
皇親の方々は、国民の模範となるべく日々努めている。
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