雷発
らいはつ
名詞動詞-サ変
標準
outbreak of thunder
文例 · 用例
不義、毒殺、たとえば父子、夫妻、最親至愛の間においても、その実否を正すべく、これを口にすべからざる底の条件をもって、咄嗟に雷発して、河野家の家庭を襲ったのである。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
そこで補筆価値百二十パーセントの堂々たる日章旗を翻した司令塔、信号マスト、水雷発射管、速射砲の設備整然たる五百|噸級、乃至二百噸級の水雷駆逐艇が五艘、九十線の銅版キメ細やかに浮き出しているとは夢にも知らずに、山羊髯が「分捕潜水艇」の標題を附けた版下の寸法書を印刷部へまわしたものだろう。
— 夢野久作 『山羊髯編輯長』 青空文庫
敵艦に近づき、突如水面に躍り出で、そうしてから、また潜って、魚雷発射の機会を狙うのである。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
「とにかく、将曹、平等、君側の奸を、先ず血祭として、それをだ、まず、軍陣の血祭として、而して、斉彬公を盟主として、討幕の師を、雷発させるんだ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
その中を、中原は必死の覚悟で、水雷発射の準備に夢中になつてゐる。
— 宮原晃一郎 『怪艦ウルフ号』 青空文庫
「魚雷発射、――始めッ」 各艦の四門の発射管からは、サッと巨大な魚雷が飛び出しました。
— 海野十三 『太平洋雷撃戦隊』 青空文庫
各艦は更に第二回の魚雷発射に移りました。
— 海野十三 『太平洋雷撃戦隊』 青空文庫
然諾、ただちに謙信は、春日山を雷発して、上州へ南下して来た。
— 吉川英治 『上杉謙信』 青空文庫
作例 · 標準
夏の午後の静寂を破り、突然の雷発と共に激しい雨が降り出した。
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山頂付近での雷発は非常に危険なため、早急に下山を開始した。
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気圧の急変により、今夜は各地で雷発の恐れがあると予報されている。
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