あやかし
あやかし異読 アヤカシ
名詞
標準
ghost that appears at sea during a shipwreck
文例 · 用例
出て来た処が稲葉家の露地であるだけ、お孝に憑いたあやかしと思う可厭な影の、角の電信柱で、フッと消えるまで、二人は、ものをも言わず見送っていたのである。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 婦人慈善会は三日続きの予定なりし、初日よりあやかしがつき二日目の早朝、六六館へ出懸くる途次、綾子は内談の条ありて在原夫人を市兵衛町の館に見舞えり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
十二月 それ、おほみそかは大薩摩の、もの凄くも又可恐しき、荒海の暗闇のあやかしより、山寺の額の魍魎に至るまで、霙を錬つて氷を鑄つゝ、年の瀬に楯を支くと雖も、巖間の水は囁きて、川端の辻占に、春衣の梅を告ぐるぞかし。
— 泉鏡太郎 『五月より』 青空文庫
且つあやかしにでも、憑かれたやうな暗い顏をする。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
いささか、あやかしがついていて、一層寂れた。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
珍しい事も、不思議な事もないけれど、その時のは、はい、嘉吉に取っては、あやかしが着きましたじゃ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
「あやかしの鼓」の由来を書いていい時機が来たから……「あやかし」という名前はこの鼓の胴が世の常の桜や躑躅と異って「綾になった木目を持つ赤樫」で出来ているところからもじったものらしい。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
これが後の「あやかしの鼓」であった。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
作例 · 標準
その物語に登場するあやかしは不気味だ。
民間伝説ではあやかしが恐れられている。
日本の怪談ではあやかしがよく題材となる。
民俗学ではあやかしの文化的意味が研究される。
標準
something strange or suspicious
作例 · 標準
私は毎日あやかしについて考えている。
あやかしという言葉は日本語で重要だ。
彼はあやかしの意味を理解している。
この文にはあやかしが含まれている。
標準
mask for roles involving dead or ghost characters
作例 · 標準
私は毎日あやかしについて考えている。
あやかしという言葉は日本語で重要だ。
彼はあやかしの意味を理解している。
この文にはあやかしが含まれている。