黒蟻
くろあり異読 クロアリ
名詞
標準
black ant
文例 · 用例
」立ち上った氏の足下には大粒の黒蟻が沢山殺されて居た。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
と見ると、もう先発の一群は黒蟻のように、北寄りの緑の斜面を、黙々と螺旋状にのぼっている。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
甲虫に黒蟻が取りついた姿勢である。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
昨夜少年の角力をとっていたあたりに、一匹の黒蟻と牛蝨が並んで死んでいた。
— 田中貢太郎 『庭の怪』 青空文庫
そして大きな眼球のついた蜻蛉の頭は、小さな黒蟻の群に運び去られたのか、死体のまわりには落ちていなかった。
— 佐左木俊郎 『首を失った蜻蛉』 青空文庫
彼は煙草の煙を胸一杯に吸って、その黒蟻の群にぷうと吹きかけて見た。
— 佐左木俊郎 『首を失った蜻蛉』 青空文庫
ぶつぶつ胴體が三つに區切れて長さ七八分から一寸にも及ぶ大きな黒蟻もよく机のめぐりにやつて來て私を驚かした。
— 虻と蟻と蝉と 『樹木とその葉』 青空文庫
常に鋭く尻を押つ立てて歩くやゝ小さな黒蟻は好んで人を螫し、またこれに螫されると必ず二三日脹れて痛かつた。
— 虻と蟻と蝉と 『樹木とその葉』 青空文庫
作例 · 標準
庭のコンクリートの隙間から、黒蟻の行列が続いていた。
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砂糖をこぼすと、あっという間にたくさんの黒蟻が寄ってくる。
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夏の夕方、ベランダの近くで黒蟻が忙しそうに動き回っていた。
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