笑い響動めく
わらいどよめく
動詞
標準
文例 · 用例
突然裏庭の方で笑いどよめく声が起こった。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
しかしその数百の笑いは、笑いどよめくという風なたちの笑いかたではなくてどっと笑ってしまうと、それっきりぷつんと笑いの尾はきれてしまう、余韻のない笑いかただった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
旅館全体にゲラゲラと笑いどよめく声があがった。
— ――越後守安吾将軍の奮戦記―― 『決戦川中島 上杉謙信の巻』 青空文庫
それは遠くひろびろと笑いどよめく音にもきこえ、またすぐ近くあまたの人が声を殺して笑いさざめく音にもきこえた。
— 坂口安吾 『閑山』 青空文庫
行くと、返書もしてあるのに、その日になって、おれが姿を見せなかったら、臆病風にふかれたぞと、満座で笑いどよめくだろう。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫