胤
たね
名詞頻度ランク #41049 · 青空 366 例
標準
issue
文例 · 用例
「尤もそこは女だけに、将軍家の御落胤というほどの大きな触れ込みをしないで、男の天一坊ほどの評判にはなりませんでしたが、小さい女天一坊は幾らもありましたよ。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
赤児は恐らく重蔵の胤であろうと思われるが、男の生死は一切不明であった。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
わたしはこの間の盆踊りの晩に、誰とも知れぬ男の胤を宿したが、まだ誰にも云わずにいるうちに、文太郎さんが養子に来ることになりました。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
そして自分が死水を取ってやった唯一の親友の檜垣の主人は、結局その姪を自分に妻あわして、後嗣の胤を取ろうとする仕掛を、死の断末魔の無意識中にあっさり自分に伏せている。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
廿一日、戊申、将軍家、三浦三崎に渡御、船中に於て管絃等有り、毎事興を催す、又小笠懸を覧る、常盛、胤長、幸氏以下其射手たりと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
入道さまは法名を蓮胤と申して居られましたが、その蓮胤さまが、けふ御ところにおいでになるといふので私たちも緊張し、また将軍家に於いても、その日は朝からお待ちかねの御様子でございました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
ただいまの御賢明のお尋ねに依り、蓮胤日頃の感懐をまつすぐに申し述べまするが、蓮胤、世捨人とは言ひながらも、この名誉の慾を未だ全く捨て去る事が出来ずに居りまする。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
これが蓮胤の命にかけても申し上げて置きたいところでござります。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
作例 · 標準
彼は名家の胤として生まれ、幼い頃から厳格な教育を受けてきた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「あの子の目元は、やはり亡くなったお父さんの胤であることを物語っているね」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
王位を継承するためには、正当な胤であることが絶対条件だった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview