類句
るいく
名詞
標準
similar phrase
文例 · 用例
これと同想の類句に冬ざれや小鳥のあさる韮畠 というのがある。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
その次に行った時に返してもらった句稿には、短評や類句を書き入れたり、添削したりして、その中の二三の句の頭に○や○○が付いていた。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
――蠅たゝき、蠅がきてとまるしかし、作者の人生観といつたやうなものが意識的に現はれてゐて、危険な句ですね、類句もあるやうですね、しかし、作者としては面白い句ですね、云々。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
類句を避けて精選するが如きは、その道に専ならざるわたくしの能くする所ではない。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
曾丹の出た時分は、詩文における故事・類句を見習うて、歌の上にもさうした物によつて、歌の品位と学問的位置が、確かにせられようとしかゝつた時であつた。
— 後期王朝文学史 『女房文学から隠者文学へ』 青空文庫
必ずしも類句としてのみ見るべきでない。
— 柴田宵曲 『古句を観る』 青空文庫
氣味がわるいくらゐだぜ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
この手紙の中に精妙に描かれてゐるいくつかの巴里の情景は、後日「マルテの手記」の中に殆どそつくりそのまま用ひられてゐる。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
作例 · 標準
俳句のコンクールに応募する前に、過去の受賞作に類句がないか入念にチェックした。
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彼の提案書にあったキャッチコピーは、以前別の企業が使っていたスローガンとの類句だった。
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万葉集を読み解くと、異なる時代の歌人同士で類句が多く見られることに気づく。
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