根問い
ねどい
名詞動詞-サ変
標準
inquisitiveness
文例 · 用例
くわしく語りて疑を解かむとおもうに、おさなき口の順序正しく語るを得むや、根問い、葉問いするに一々|説明かさむに、しかもわれあまりに疲れたり。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
よう、それからと聞きたがるの、根問いをするのは、愛嬌が無うてようないぞ。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
つまり、女の本能の無意識な自衛的手段でしょうなあ」「ははあ、そして、それは、何年前位から始めなさった」 場所柄にしては、あんまり素朴に一身上の事実を根問い葉問いされるものと、かの女はちょっと息を詰めて口を結んだが、ふだん質問する人達には誰へも正直に云っている通りに云った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
馬鹿な奴だとは思ったが、僕はもう未練がないと言いたいくらいだから、物好き半分に根問いをして見た。
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
「それもよくは存じません」 彼女もまんざら愚鈍でないので、いかに打ち解けた男のまえでも、領主の家の噂を軽々しく口外することはさすがに慎しんでいるらしく見えたので、澹山も根問いしないでその儘に口を噤んだ。
— 旅絵師 『半七捕物帳』 青空文庫
今のわが邦人の多くはこれに反し、自分に何たる精誠も熱心もなきに、水の分量から薬の手加減まで解りもせぬ事を根問いして、半信半疑で鼻唄半分取り懸るから到底物にならぬ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
しかしこの上に根問いしても、どうで正直のことは白状しまいと思ったので、彼はいい加減に話を切りあげて起った。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
まあ、しかし、そんなことをあくどく根問いせぬ方が美しくっていい、委細は明後日宿へ訪ねて来た時に、よくわかるように、なんどりと話してみよう、と、それからそれへと、疑ってみたり、また思いなおして安心してみたりしながら宿へ帰って来た。
— 近松秋江 『狂乱』 青空文庫
作例 · 標準
彼の根問いに答えるのに疲れてしまった。
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事件の真相を明らかにするため、警察は関係者に根問いを行った。
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子供の根問いは、時に大人を困らせる。
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