偖
さて
接続詞感動詞頻度ランク #689 · 青空 282 例
標準
well
文例 · 用例
偖、機敏な男とは生活の処理のよくつく男といふことゝいつて差支へありません。
— 中原中也 『小林秀雄小論』 青空文庫
真蔵は偖は愈々と思ったが今日見た事を打明けるだけは矢張見合わした。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
其の日は三時半で一統に仕事をやめ、其処此処と残したところに手を入れて、偖て会社から検査員の来るのを待つ計りになった。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
偖は心の迷であつたらうかと、互に顏を見合す時、またも一發ドガン!
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
偖て、然うなると、この教育のある娘が、何しろ恰好が惡い、第一又持ちやうが惡い、前へ※して膝へ取つて持ち直せといふ。
— 泉鏡太郎 『廓そだち』 青空文庫
偖て、店をする、料理人も入つて、お客も一寸々々ある事になる。
— 泉鏡太郎 『廓そだち』 青空文庫
そこで一生四十歳五十歳になつても、箒の使ひやう一ツ知らずに過ごして仕舞ふのが誰しもの實際で、一室の掃除などは出來なくても、それならそれで、陳蕃のやうに天下の掃除をするほどの偉物ならば亦宜しいが、天下の事は偖置き、ヤツと腰辨位で終るのが、我々凡人の紋切形なのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
この両著書に於て二大家相|邇近したりとは前に述べたる所なるが、偖て両著書の相邇近したる中心点は何処に存するや。
— 北村透谷 『「伽羅枕」及び「新葉末集」』 青空文庫
作例 · 標準
「さてこそ、君はきっと成功すると信じていたよ!」と、友人は合格した彼を称賛した。
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「あの時、あんなに反対したのに、結局こうなった。さてこそ、私の言う通りだった。」
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「あのレストランは美味しいと評判だったが、さてこそ、期待通りの味だった。」
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