開け放す
あけはなす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to open wide (doors or windows)
文例 · 用例
」 キヌ子は立って、ドアを開け放す。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
戸を開け放すと、中年の女が前に飛び出してきて、通り道をふさごうとしたが、依頼人は女を押し戻し、みんなしてたちまち階段を駆け上がった。
— THE YELLOW FACE 『土色の顔』 青空文庫
ここは道路に向かっており、大きなガラスの折りたたみ扉を開け放すと、芝生に出られる。
— THE CROOKED MAN 『曲れる者』 青空文庫
戸を開け放すと、房子は思い出したように急に窓のところへ行って、そこから母屋の方へ向って小間使のお志保を呼んだ。
— 相馬泰三 『田舎医師の子』 青空文庫
修吉は障子を開け放すお妙をみつめた。
— 坂口安吾 『木々の精、谷の精』 青空文庫
二階の窓を開け放すと裏手にはすぐ谷川で、たしかに深い山らしい涼しさが、むしろ膚に寒寒と夜気を運んできた。
— 坂口安吾 『黒谷村』 青空文庫
」 何で雨戸を開け放すなと父が云ったのか、僕には分らない。
— 豊島与志雄 『公孫樹』 青空文庫
いくら自分が庭で働いてるからって、肺炎の母親が寝てる室の障子を開け放す法はないと、そう思ったばかりでなく、実際口に出して彼をたしなめた。
— 豊島与志雄 『或る素描』 青空文庫
作例 · 標準
開け放すの例文