軽輩
けいはい
名詞
標準
underling
文例 · 用例
議論は軽輩、功をあせっている者同志のやる事です。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
さきほどの百右衛門のかずかずの悪口、聞き捨てになりがたく、金内軽輩ながら、おのれ、まっぷたつと思いながらも、殿の御前なり、忍ぶべからざるを忍んで、ただ、くやし涙にむせていましたが、もはや覚悟のほどが極りました。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
大臣は軽輩がするように突然座敷の御簾を上げて顔を出した。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
軽輩の若党らにしては、懐中が重過ぎると思われたのですが、ほかに詮議の仕様もないので、先ずそのままに済みました。
— 青山の仇討 『半七捕物帳』 青空文庫
「左様では、ござりましょうが……」 軽輩ではあったが、大坂にいて京洛の事情に通じているために、特に列席を許された藤沢恒太郎が、やや下手の座から、口を切った。
— 菊池寛 『仇討禁止令』 青空文庫
多くは軽輩の士であったが、天野新一郎だけは、八百石取の家老天野左衛門の嫡子であり、一党の中では、いちばん身分が高かった。
— 菊池寛 『仇討禁止令』 青空文庫
「いや、だめだめ」山田甚之助は、手を振って、「あの老人は、我々軽輩の者の説などを入れるものか。
— 菊池寛 『仇討禁止令』 青空文庫
それは、お目見得以下の軽輩の士が一致しての言い分であった。
— 菊池寛 『乱世』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若くして部長になったが、まだ軽輩であると謙遜して語った。
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その会議には、重鎮から軽輩まで、様々な立場の人間が出席していた。
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かつての軽輩が、今では会社の重要な役職に就いている。
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