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宗団

しゅうだん
名詞
1
標準
文例 · 用例
こういう卓越した個性と宗団の矛盾、信長の禁圧の当然さと、逆に信仰せざるを得なかった武家時代の貴婦人のこころもちなどのあやは何と人間らしい姿でしょう。
一九四四年(昭和十九年) 獄中への手紙 青空文庫
宗教制度調査会に諮問すべく文部省が立案中の宗教法令の統一は、宗団の理財に関してまで国家権力を延ばそうとするものであって、明らかに文化統制現象であるにも拘らず、宗教を何か反宗教的文化に対立させるよりも、寧ろ宗教内部の統一と制御とをさし当りの目的にしているらしく見える。
戸坂潤 現代唯物論講話 青空文庫
けれども彼は元来の宗教家であり、こと宗教に関する学識に於ては世良田の及ぶところではなく、又、宗団経営の見解、手腕についても、自分に独特の識見をそなえている。
その三 魔教の怪 明治開化 安吾捕物 青空文庫
このことを忘れて、関心の中心が社会的勢力としての宗派宗団にうつる時、そこから堕落の第一歩がはじまるのである。
下村湖人 青年の思索のために 青空文庫
政治と宗教は次元を別にするものであり、政治家は宗教家ではなく、政党は信者の宗団ではない。
矢部貞治 政治学入門 青空文庫
我執を戒めるすべての宗教は宗団を形造るではないか。
柳宗悦 工藝の道 青空文庫
誰が云いそめたのであるか、かかる団結をしばしば‘Order’と呼ぶ、「宗団」の意ではあるが、「秩序」の義をも含む。
柳宗悦 工藝の道 青空文庫
魂に活きるものは宗団に集る。
柳宗悦 工藝の道 青空文庫