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名詞
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標準
文例 · 用例
反對に僕の方は、間歇火山的の爆發で、長い間死滅して居りながら、不意に岩の火花を噴出さしたりする。
萩原朔太郎 室生犀星君の人物について 青空文庫
雲消えて皹も亦拭ひ去らる、山色何の瑠璃ぞ、只だ赭丹赭黄なる岩の、奇醜大塊を、至つて無器用に束ねて嶄立せるのみ、その肩を怒らし胸を張れるを見て、淑美なる女性的崇高を知らず。
――明治三十六年八月七日御殿場口にて観察―― 霧の不二、月の不二 青空文庫
この辺の人が、セント・ジョルジ・ギルドの人たちのように、糸車を挽いて、木綿を手織って衣ているかどうかを知らないが、風呂の水も、雑用の水も、岩の下から湧く渓河から汲み上げて、富士の高根の雪解の水と雨水との恩恵の下に、等分に生きていることを思うと、富士の裾野の水々しさに、一倍の意義があると思われる。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
池は浅間大社のうしろの岩塊、神立山の麓から噴き出る水がたたえたもので、社の神橋の下をすみ切って流れる水は、夜目にも冷徹して、水底の細石までが、うろこが生えて、魚に化けそうだ。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
それがまた驚くべく長大なる、最新の岩流をひろげて、下吉田の町まで肉薄する剣丸尾、青木ヶ原の樹海から精進村まで、末広がりに扉開きになる青木ヶ原丸尾を、眼下に展開する。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
絶壁の縦断面には、灰青色の岩を見ないでもないが、上を被覆するゴロタ石のために、底の岩石を知ることが出来ない。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
富士はもう森林や砂礫をかなぐり捨てて岩の滑らかな岩盤をむきだしにしている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
岩の岩盤からは、白糸のようにさばかれた千筋のたき津瀬がたぎり落ちて、どれが道やら、わらじやら、ミヤマハンノキやら、無分別になった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫