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枯葦

かれあし
名詞
1
標準
withered reeds (esp. reeds that have withered in the winter)
文例 · 用例
濕地には水芭蕉の青々とした廣葉が枯葦の間から、谷間には蕗の薹や福壽草が腐つた蕗の葉を蹴破つて、ずん/\と延びて行く。
有島武郎 青空文庫
思ひ立つて山口へゆく、椹野川風景もわるくない、桜冬木、白梅紅梅、枯葦、枯草、ことに川ぞひの旧道は自動車が通らないのがうれしい。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
洲には枯葦が淋しく凋落の影を示せてゐて、埃や芥もどツさり流寄ツてゐた。
三島霜川 解剖室 青空文庫
壁の一ヶ所に張り出たボツクスの上の几帳面な薄端に聖者風の枯葦とそれに献花してゐるやうな海竿三輪。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
柳河の街の子供はかういう時幽かなシユブタ(方言|鮠の一種)の腹の閃きにも話にきく生胆取の青い眼つきを思ひ出し、海辺の黒猫はほゝけ果てた白い穂の限りもなく戦いでゐる枯葦原の中に、ぢつと蹲つたまゝ、過ぎゆく冬の囁きに昼もなほ耳かたむけて死ぬるであらう。
北原白秋 水郷柳河 青空文庫
つくづくと、うち見やる水、枯葦、まさしくもみ冬なり。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
水は半ば凍り、泥濘も脛を没する深さで、行けども行けども果てしない枯葦原が続く。
中島敦 李陵 青空文庫
兩岸の枯葦原に物凄い音を立てゝ風は鳴りはためいた。
伊藤左千夫 古代之少女 青空文庫
作例 · 標準
冬の枯葦が風に揺れていた。
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川岸には枯葦が密集していた。
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枯葦を燃やして暖を取った。
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枯葦の群落は冬の風景を彩る。
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