提撕
ていせい
名詞
標準
文例 · 用例
看方に由てはこの遊戯気分が都会文芸の一要素となってるので、永井荷風や小山内薫や夏目漱石の提撕を受けた三田派や人生派の芸術も著るしくこの戯作者的気分を持っている。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
陛下の天覧が機会となって伊井公侯の提撕に生じたのだから、社会的には今日の新劇運動よりも一層大仕掛けであって、有力なる縉紳貴女を初め道学先生や教育家までが尽く参加した。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
而して文明の程度に於て日本は支那に対し一日の長あるゆえんを以て、将来支那を促し、それを世界最高の文明に進むるには、日本は当然その扶掖提撕の任に当らなければならぬ。
— 大隈重信 『三たび東方の平和を論ず』 青空文庫