端山
はやま
名詞
標準
foothill
文例 · 用例
山|麓の端山の千木たかしる家へ山の祖神の翁は岳神を訪ねた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
大津山ここの御宮の見わたしを族がものと我等すずしむ小岱山霞む表の端山には関の名残りの書院松見ゆ山帰来葉や山は恋しき日の蒸に餅くるまむその葉摘みたむ北の関・南の関北の関の村は、筑後の山門と肥後の玉名の境にあり、そを越ゆれば母の里南の関、関町ともいふ。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
つくづくと首|延し見れば、こちごちの濃霧のなびき、渓の森、端山の小襞、黒ぐろとまだ気ぶかきに、びようびようと猛ける遠吠、をりからの暁闇を続け射つ速弾の音。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
つくづくと首|延し見れば、こちごちの濃霧のなびき、渓の森、端山の小襞黒ぐろとまだ気ぶかきに、びようびようと猛ける遠吠、をりからの暁闇を続け射つ速弾の音。
— ――長歌体詩篇二十一―― 『観想の時』 青空文庫
湖を圍む低い端山の列も黒かつた。
— 若山牧水 『梅雨紀行』 青空文庫
端山さんだの、荒尾さんだの、白瀬さんだのが附いてゐながら、酷いわね、こんなに酔して。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
高崎あたりよりは、わづかに端山の上に頭角をあらはせるが、磯部に近づくに從ひて、妙義の三山、漸くあらはる。
— 大町桂月 『妙義山の五日』 青空文庫
町に賣りに來るのは、皆もつと下の端山や野山で採れるのを持つて來るのである。
— 田山花袋 『日光』 青空文庫
作例 · 標準
端山には、春になると美しい花々が咲き乱れる。
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彼は端山に小さな家を建てて、静かに暮らしている。
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端山を越えると、視界が開けて広大な平野が広がっていた。
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