階級差別
かいきゅうさべつ
名詞
標準
classism
文例 · 用例
階級差別の何もなくなってしまっているこのような所では、ただ人の性格と年齢だけが他人に働きかけるだけである。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
それは、伝右衛門氏が五十二歳であるということや、無学な鉱夫あがりの成金だなぞということから、胡砂ふく異境に嫁いだ「王昭君」のそれのように伝えられ、この結婚には、拾万円の仕度金が出たと、物質問題までが絡んで、階級差別もまだはなはだしかったころなので、人身御供だとまでいわれ、哀れまれたのだった。
— 長谷川時雨 『柳原※子(白蓮)』 青空文庫
そして階級差別が非常に強く定められ、下層階級の人民の生命と財産とが絶対に酋長の意思に依存しているらしいのであるから、これらの酋長がしばしば豊かに暮しているのに、その臣下や僕婢は欠乏に悩むということは、吾々の十分に想像し得るところであろう。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
ここでは他の島よりも階級差別は更にはっきりきまっているように思われる。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
生活資料が容易に獲得される一切のこれらの地方には、極めて圧制的な階級差別が行われる。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
彼らは最低の必要なものを奪われているのに金持ちの家族は贅沢にふけっているのを見て階級差別を強く意識した。
— Civilization And Disease (1943) 『文明と病気』 青空文庫
衣服が階級差別のシンボルではもはやなくなってしまったので性的な機能がますます明らかになった。
— Civilization And Disease (1943) 『文明と病気』 青空文庫