弁当包み
べんとうつつみ異読 べんとうづつみ
名詞多音語
標準
lunch package
文例 · 用例
弁当包みを枝へ釣る。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
そして腰に結び下げた弁当包みを解いてストーブに寄り添いながら、椅子に腰かけたままのひざの上でそれを開いた。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
」彼は背中の弁当包みを揺りあげて見せた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
通行人の一人が死人の腰にくくりつけた弁当包みを手にのせてみて、「まだ弁当食ってねえや」 ほかの通行人たちの顔を見まわしてニヤリと笑って言やアがった。
— 坂口安吾 『もう軍備はいらない』 青空文庫
汚れた弁当包みを小脇にして、夕暮方かえって来る姉は、いそいそしていた。
— 徳永直 『戦争雑記』 青空文庫
代々木の駅からすぐだよ、二本目の道を来ると、左側だ」 時間をはからって、ひろ子は弁当包みをもって代々木駅に降りた。
— 宮本百合子 『風知草』 青空文庫
実枝も立ち上っていっしょに慌て、ほれ、ほれ、と台所の上り框に置いてあった弁当包みを渡した。
— 壺井栄 『暦』 青空文庫
弁当包みはぺちゃんこにひしゃげていた。
— 壺井榮 『妻の座』 青空文庫
作例 · 標準
母が縫ってくれた唐草模様の弁当包みを広げると、中には私の大好物ばかりが詰まったタッパーが入っていた。
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弁当包みの結び目が固くてなかなか解けず、昼休みのチャイムが鳴ったのにおかずを食べるまでに時間がかかってしまった。
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彼は風呂敷のような大きな弁当包みを小脇に抱え、足早に公園のベンチへと向かっていった。
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