食べ始める
たべはじめる
動詞-一段
標準
to start eating
文例 · 用例
本当に困っちゃいますよ」 一太は、楊枝の先に一粒ずつ黒豆を突さし、沁み沁み美味さ嬉しさを味いつつ食べ始める。
— 宮本百合子 『一太と母』 青空文庫
それを火から卸して一晩おいて明日から食べ始めると寒い時なら四、五日は持ちますから煮る時|面倒でも毎日の副食物になります。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
箸を借りて僕が妹と共に平気な顔でフライを食べ始めると外にいた日本人の客や給仕はクスクス笑っていたが一組の西洋人の男女が不思議そうに僕らへ注目した。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
ぼくは、テーブルにすわって、なにやらすべすべしてしおからい、水っぽくてかびくさいものを食べ始める。
— УСТРИЦЫ 『かき』 青空文庫
そうしてわたしが最後に与えたのをたべてしまうと、今度は自分がさっき捨てたのを籠の底へ下りて拾って来てやっとそれを食べ始めるのです。
— 佐藤春夫 『オカアサン』 青空文庫
(食べ始める)子守子が――前のとは違う――負うた子を風車であやしながら来る。
— 長谷川伸 『一本刀土俵入 二幕五場』 青空文庫
犬がそろそろと首を伸して、彼の手に持たせたまま片端から鮭を食べ始めると、子供等は彼のした下等な身振りの真似をしたりしながら、しきりに彼を起しにかかったのである。
— 宮本百合子 『貧しき人々の群』 青空文庫
」「熊本」 五郎が食べ始めるのを見て、丹尾は安心したように箸をとる。
— 梅崎春生 『幻化』 青空文庫
作例 · 標準
「いただきます」の合図と同時に、子供たちが一斉に「食べ始めた」。
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まだ全員が席についていないのに、彼は勝手に「食べ始めて」しまった。
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焼きたてのピザが運ばれてくると、会話を止めて夢中で「食べ始めた」。
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