懐一
ふところいち
名詞
標準
文例 · 用例
・朝焼うつくしいとかげの木のぼり・泣く子泣かしておく青田風 述懐一句 がちや/\がちや/\生き残つてゐる 八月廿二日晴、宿酔気分、焼酎一杯。
— 仙崎 『行乞記』 青空文庫
席上所懐一首を得たり。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
もうこれから後はトントン拍子に、天、孝子孝助に与して仇討本懐一途にとスピードをかけさせている。
— 「怪談牡丹燈籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について 『我が圓朝研究』 青空文庫
杜甫の『秋日詠懷一百韻』の中に六朝の畫聖顧といひ、駱賓王の『帝京篇』に公孫弘を孫弘といふ、公孫は姓、弘は名である、即ち公孫の姓の上の一字を省いたのである。
— 土井晩翠 『「イーリアス」例言』 青空文庫